毛沢東時代から
「798工場」
と呼ばれていた
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北京滞在最後の日は自由行動。
ヒロポンと藤田は天壇公園。
オレは北京市郊外にある大子山藝術区「798」 へ。
大山子芸術区は1950年代毛沢東の 大躍進政策をしたとき 立てられた国営工場地帯。
多くの工場は閉鎖され一部の芸術家やデザイン会社が
その工場を買い取ったり、 借りたりして利用している。 その工場地帯に798と呼ばれる工場があり
その工場を中心にたくさんギャラリー、 アトリエがあり、カフェ、 デザインスタジオ会社、服屋も密集しているため 大子山芸塾区「798」と呼ばれている。
さらに大子山には欧米の著名なギャラリーが次々と参入し、
いたるところで改修工事が行なわれつつも
まだ稼動している工場もあり、トラックが行き来している。
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798工場内
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工場内にはまだ「毛沢東万歳」
スローガンが残っている
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まだまだ改装されている
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ギャラリー内は狭くても天井が高く、広々に感じられた。
作品は失われた古き良い中国をモチーフにした、
毛沢東をつかった作品、前衛を謳っている作品が
多かった。
ただ技術は高いが感覚がついていってない。
中国 に行って感じていたがここも同じだった。
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さあこの作品から何を読みとれる?
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結局マオさ!
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北京は汚いもんなー!
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右側におばけーのQ太郎♪〜
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夕食はずっと食べようと言い続けた
北京ダック専門店「鴨王」という所へ。
前菜を食べ、例によって食いきれない程の
料理を食べているさなか、北京ダックが。
コックがダックの皮だけを切り落とし、
皿に盛る。いざ口の中へ。
脂っこいなー(笑)
味はおいしかったが、脂っこさの方が強烈だった。
薬味と一緒に食べないと 食べられない。
1羽だけでよかった。
オレはすぐに飽き、北京ダックをヒロポンに
まかせ他の料理を食べた。
ホテルに戻りさあ明日は帰国だと呟きながら、
「夜の天安門を見てない」ことに気づいた。
天安門は暗くなるとしょぼいながらも
ライトアップされる。
そのしょぼいライトアップされた天安門を見たい!
急いで3元均一の地下鉄で天安門駅まで行った。
が駅を出たら、ライトは消され、人民兵が
立っていた。
何てこった!
ライトアップは10時までだった。夜の天安門は見られなかった。
一瞬がっくりきたが 見なくてよかった。
帰国最後の夜にしょぼいもの見ずにすんだことに感謝。感謝。
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