学園長のひとり言

平成13年1月8日

新世紀おめでとうございます。

新世紀の一月も1週間すぎてしまいました。いよいよ明日から21世紀の最初の授業が開始されます。

上田学園の今年の目標は、昨年以上に素敵な先生達をお迎えして、バンバン色々な刺激を生徒達に与えて頂こうと考えております。今年の素敵な先生のお1人は“社会”という名の先生です。生徒達は遅かれ早かれ“社会”の中でしっかり生きていかなければならないのです。それなら、1日も早く社会の仕組みを知り、その中でいかに自分達をアピール出来るか学ぶことも大切だと思います。身近な社会から叩かれて、一生懸命工夫をすることや、説得する事などを学んで欲しいと願っております。そのために、上田学園のカリキュラムに新たな物を加えようと準備中です。

また、今年は「上田学園ジュニア」を開校したいと考えて準備を始めました。対象は小学校一年から中学三年までの生徒達です。「上田学園ジュニア」は「目をキラキラ輝かせて、何にでも挑戦し、子供時代を心から楽しむことが出来る子供達を育てる」という目標です。出来たら、今年の10月には開校したいと考えております。

本当にやりたいことが沢山あります。21世紀はそれを一つずつ実現して行きたいと思います。どうやって実現しようかと考えると、楽しくて眠れません。でも、今一番嬉しいし、楽しいのはこの上田学園の子供達と居られることです。

「先生おめでとうございます。」と学校に顔を出してくれる子供。「おめでとうだけ言いたかったのです。」と電話をくれる子供。「昨日、北海道からもどりました。」とニコニコ嬉しそうに学校に顔を出してくれる子供。彼等とたった一・ニ週間会っていないだけなのに、彼等の顔がもっと素敵になり、応対がもっと優しくなっている。こんな素敵な若者に囲まれている自分の幸福さに、思わず「お茶にする?、コーヒーにする?」とサービスをしてしまいます。

皆さん!、こんな幸福を1人占めして「すみません!」。上田学園に在籍することを許可して下さったご両親様、「ありがとう」。今年も、一生懸命やらせて頂きます。宜しくお願い致します。