●学園長のひとり言 |
平成19年4月12日 前進する学生たち
英語、日本語、株、リサーチ、旅行、新聞、異文化コミュニケーションなどのほかに、宗教やライティングの授業も入れる予定で話し合っています。また、政治・経済・文化・芸能・音楽などの分野から有名無名に関係なく、学生たちが話を聞いてみたい方を50名ピックアップして、ゲストスピーカーをお願いしたいとも考えております。 どんな授業になるのか、どんなことをしていくのか、個々の問題点を話し合い、その上で受身の授業ではない、「Why」と「Because」にプラスして「だからこうする」という授業に変えていきたいと考えております。今回の学生はこれが出来る学生だと思えるからです。 今回から夏休みもなくしました。夏休みは普段出来ないことをする「研修期間」としたからです。そして、だらだら学校に来るのではなく、だらだら学校に長くいるのではなく、来るときは「来る」、勉強するときは「勉強する」、休むときは「しっかり休む」と,メリハリの利いた学校生活を学生全体で共有したいと考えたからです。 時は待ってはくれません。でも一生懸命な人間には時が可能性をたくさんくれます。上田学園で過ごせる時間は普通ですと3年間です。学生によって4年間。その後は仕事をしながらの聴講生としてでしか在籍できません。上田学園に在籍できる時間を大切にしたいのです。学生でいられるうちに学生という身分だから許されることを色々しながら将来を見据えて欲しいと願っています。 本格的な授業は今週の土曜日からです。今は毎日生徒たちと今後の授業の話し合いをしております。久しぶりに学生たちの気持ちが一つになっております。お互いにほどよく気を使うようになったことで、クラスが今まで以上に和気藹々としております。何かが起こりそうな嬉しい雰囲気です。 聴講をしていた卒業生たちの生活も忙しくなってきました。 それぞれの学生たちはそれぞれのテンポで前進しております。それも、それぞれの持ち味を生かしながら、彼らの居るべき場所で。そんな彼らを見ていると、何をおいても応援したくなりますし、「応援しなければ」という思いと、それに伴う責任を考え、自然に気がひきしまり襟を正してしまいます。「私たちも頑張らなければ」と自分に言い聞かせながら。 |