第6回オープンクラスの御報告 

 平成13年5月27日(日) 午後1時〜3時


先生:上田早苗(上田学園学園長・レッツ日本語教育センター代表)
内容:『日本語の教え方』
上田学園での授業:外国人を通して日本と日本語を再確認する(国語の復習)。また、教えることを通して、責任を持つこと、外に見えない準備がどんなに大切かを体験させる。



上田学園学園長の上田先生です

「ワッハッハ」と豪快な笑い声と、素敵な笑顔をふりまく上田先生。
永年滞在していたスイスでのあだ名は“サンフラワー(ひまわり)”。
まわりの人を元気な気分にさせてくれる上田先生にぴったりですね。

約30年間、日本語教師として、外国人の教育、日本語教師の育成、専門学校、大学の日本語科アドバイザー等を経て、現在レッツ日本語教育センターを主催している、プロ中のプロ日本語教師です!

日本語をいつも使いこなしている私達ですが、日本語を全く知らない外国人に教えるのは、とても難しいことなのです。

「たのしい」と「うれしい」の違いって分かりますか?
「食べ物」って何ですか?
「玄関に入る」と「玄関を入る」は、どう違うのですか?

いきなりこんな質問をされると困ってしまいますよね。
でも、どんな質問にでも、上手く教えてあげることができるのが“上田メソッド”なのです。



狭い教室だけど熱気ムンムン!真剣に聞き入る皆さん




“はじめまして!”

“日本語教師は芸能人”というのが上田流。
見学者も巻き込んだ授業は、「ええ?もう終わったの!」と時間が経ったのも気がつかない程、スピード感溢れる楽しいものです。
そして、「語学は音楽」という発想から、リズムが自然に身につくよう工夫された方法なので、全く日本語が話せなかった外国人が、授業が終われば驚くほどしゃべれるようになっています。

日本語ができる外国人の方は、ビジネスチャンスが広がります。
現在、きれいな日本語が話せる外国人の方が多くなってきていますが、それだけに、発音・アクセントがしっかりできていなければ、ビジネスでは使えません。

一番初めに日本語を教える先生は、責任重大ですね。



今回参加していただいた外国人の方々