泣いてくれた人たちの為に

私は添乗員として、成瀬君、知花君と共にタイツアーのお世話をさせていただきました。けれど大半の重要な仕事は成瀬君や知花君がやっていて、私はそれをサポートするという感じでした。でも脇で彼らの仕事ぶりを見て、実際に現場体験もして、ずいぶん勉強になりました。

このツアーでやってることは、ほとんど知らない外国をお客さんに案内するってことで、ですから現地の方々にとてもお世話になって成立しています。もっと言うとこのツアーのテーマ「ふれあい」って、添乗員ではなくてお客様と現地の学生さんにふれあって頂くということですから、添乗員ってのは本当に脇役なんですね。だから「自分達で成功させた」ってのは違うなあと思いました。
お客様と現地の方がふれあう機会を作る。そういうことをサポートする。ふれあい自体は添乗員が直接するわけにはいかない。そういう仕事なんだなと思いました。

地図で見ると日本とタイはお互い遠いですね。ああやって一緒にいい時間を過ごすことは、ものすごく貴重なんだろうなと思います。僕は何気なくその場に居ただけですが、(もちろん仕事してましたが)もしかしてスゴイことだったのかな。分かれるときは、みなさん泣いていらっしゃいました。それだけの貴重なものが、あの時あの場所にはあったのですね。そういうことに協力してくれた人たちのそばに居る人として、これから自分は何をしたらいいんだろう。そんなことを考えています。

ふれあいタイツアー添乗員
小高俊彦

戻る