双子ちゃん

 

 

 

上田学園には自分(知花)と瓜二つの生徒がいる。名前を出すと本人が嫌がると思うので今回は控えるけど。

自分はSのことが苦手である。もっと言えば嫌い。でも、どうでもいいヤツではない。これだけは確か。

ことあるごとに気になるし、いちいちムカつく。Sも自分(知花)のことが嫌いだし、これまたいちいちムカつく。でも、どうでもいいヤツではない。Sの態度を見ていればハッキリわかる。

お互いに嫌いだけし、やけにムカつくし、お互いのちょっとしたことにツッカかる。やっぱり二人とも似ている。

前に上田先生にも言われたけど、その通り。正解。二人は双子ちゃん。 あーまたこんなこと書いてるとSにムカつかれるよ(笑)

 

一つ例えを書いてみると。

自分が人の懐に入りたくて、仲良くしたいんだけど、どうしていいか分からずに相手の懐に入ることが出来ずにツイツイ長〜い棒で、しかも先が槍のように鋭い棒で、相手を突っついてを傷つけてしまう。

Sの場合はいきなり、相手のお腹から血がタラタラ落ちていて、「何?」って思って相手がお腹を見てみるとナイフで切られていた。ってな感じで、鋭すぎるナイフで相手を傷つけてしまう。

やり方は違えど、似たもの同士。双子チャン。

 

嫌いだからといって、どうでもよくはないし、気になるし、仲良くなれるものならなりたいと思っている。

 

前からSと自分(知花)は似ていると分かってはいたけど、なんせぇ嫌いなもんだから認めたくない。でも周りの人から言われてやっぱそうだ。よし認めよう!俺ら二人は似ているんだ。と思ったら不思議にSのことで、いちいち苛苛いしなくなった。ちょっと過ごし易くなったかな(笑)

 

2003年5月2日

 

 

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