何もしなくても、時間は過ぎていく                                        


タイツアーのチラシが完成した。おっチャン以外誰もチラシに関与してない。みんな他にやることがあったからだと思う。
今日の授業で、以前から、はっきりわかってながら、それでも、何故かしないことがあった。午後からの授業で、各パートに別れて、架空で商品(飲料水)を作って、発表する。各パートとは、企画、広告、デザインに別れる。
企画は主に、商品(飲料水)の企画案から販売展開までのコンセプトをまとめる。商品の内容、味を決めたり、商品の名前を決めたり、ターゲットを決める。デザインは、企画のパートから、企画書をもらって、それを元に、商品の具体的なスケッチ図案(商品名、商品の色づけ、商品の販売会社の名前)をデザインする。広告はその商品をどうやって売って、儲けを出すのか。例えば15秒くらいCMの具体案を出し、それをどう、まとめるか、商品のキャッチコピーなどを考えをそれをまとめて、発表する。
俺は、広告を担当して、同じく広告を担当したひろポン(廣田)と一緒にやった。企画のから企画書はもらっていたが、デザインの方は、もらってなかった。デザインが、まだ出来ていなかったからだ。
兎に角、俺とひろポンは、やってみたが、全く、いいキャッチコピーが、思いつかなかった。CMのほうも同じだった。もちろん、すぐに、いいものなんて浮かんではこないほうが多いのだが。
CMの案を考えている時も俺とひろポンは、15秒なんて、短かいから、そんな大したことことは出来ないと、頭から決め付けてたから、全然、工夫しなかった。後で15秒は、意外と長いし、テレビのCMでも、だいたいそのぐらいの長さだよと指摘されるまで、そんなことは、全く気付かずかなかった。ただ、刻々と時間が過ぎていくだけで、出てくるキャッチコピーは、インパクトが弱く、在り来たりなのばかりだった。
後は、そのままの状態で、提出日を迎えてしまった。結果はいうまでもなく、上記に書いてあるとおりだった。
しかし、課題を各パートに別れたやる前に、先生から、アドバイスを貰った。基本的にグループ分けにしたが、お互い協力して、みんなで話し合いながら、足りないところは助け合いながら、まとめていくよう言われた。いつもは、1人で、企画からデザインまでやるが、今回は共同でやる。
だが、最初、企画のパート時、みんなで話し合って、以外、各パート同士、みんなで話し合ったり、足りないところは助け合いながらまとめていくことなど、全くしなかった。俺とひろポンも、デザイン、企画のパートと一緒に、このことをすることは、あんまり頭に入ってなかったと思う。結局、各パートに別れたら、違うパートとは話し合わずにその同じパート同士で話し合うだけの、分担作業になってしまった。
だからといって、このことをやらなかったから、今回は良いのができなったことを言いたいわけではない。(本当は半分、そう思っている)以前も、現在も、他の先生方からも、指摘されてきたのだが、また、やってしまったからだ。
今回のタイツアーのチラシ作りをおっチャン(小高)1人任っぱなしにしてしまったり、三鷹事件のドキュメンタリー映像を作っている時も自分のパートのとこだけで、1番大変なパートをやっているおっチャン(小高)のとこは誰も、助け合わず、話し合ったりなんてしなかった。
こういう分担作業でやるから、宿題、企画、ツアーに時間がやたら掛かってしまうのだ。何をやるにも時間が掛かるのはそのためだったのではないか。何もしなくても、時間は過ぎていく。宿題でも企画でも、ツアーでも、分担でやるのではなく、共同でやってみてもいいと思っている。まだ、1度も、やったことがないのだから。

 

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