2008年5月22日(木)

 

「ブルー」

 

先週、希望に満ちた(?)「エネルギーが自然に流れるようにしたい!」という文章を書いたけれど、早くも挫折中…。どうにもここ1週間、うまく動けないだけでなく、やるせない気持ちがずっと溜まっていた。

別に消化しきれない気持ちを引きずっているのはよくあることだが、ここのところのその暗〜い気持ちは引きこもっていた頃のような重さがあった。

引きこもっていた時は自分ひとりの世界だけで、誰もが私に軽蔑の眼を向けているように感じていた。青臭い言い方をすれば、「世界は敵!」だった。社会に受け入れられない自分は、しかしそのためにどうすればいいのかわからなかった。ひどく落ち込んだ時は、「人生は虚しいものだ。」とつぶやいていた。

久々にやってきたやるせない気持ちとは、実はその類いのものだ。今になっても、こういう気持ちになると結構堪える。でも、「人生は虚しい」という言葉は、あながち外れているわけではない。動物行動学者の日高敏隆さんも、日経新聞のインタビューの中でそれを認めていた。

昔は、「いつかこのやるせない気持ちが解消されるんじゃないか?」という淡い期待を持っていた。でも、今もそんな気分になるのだから、それは本当に淡い期待、ただの他力本願でしかない。解消したかったら、それを求めて本気で動かなければいけない。長い戦いになる。そこまでの根気がないのなら、その気持ちを抱えたまま、折り合って生きていくことだ。

沈んだ時に厄介なのは、沈み始めるとどんどん深い所へ墜ちていくことだ。厄介な気持ちは発散させて、気分転換することも必要だ。

ストレス発散には体を動かすことが一番(それと健康のためとやせるために)と、近くにできたフィットネスクラブに通い始めたという母や伯母の話を、ゴールデン・ウィークに帰省した時に聞いた。私も今年の冬の間にだいぶ太ったので、前に上田学園の授業でやっていた水泳をまたやり始めることにした。久々に行ったら、見事に筋肉痛になった。でもその筋肉痛が心地よかった。

 

雑記バックナンバーへ
トップページに戻る