2009年1月22日(木)

 

2度目のヨーロッパ研修

 

毎回この時期にインターネットでフランクフルトの天気予報を探すと、いつもとまどうことになる。最高気温0℃、最低気温−10℃という、とても寒そうに思えるものがあるかと思えば、最高気温が10℃くらい、最低気温が3℃くらいという、東京とたいして変わらないように思えるものもあった。いつも不思議に思うことの一つだ。

今年も13日から20日までヨーロッパの研修旅行に行ってきた。今年はいつも行くフランクフルトに加え、パリにも行かせてもらった。

今年は折からの世界同時不況で、家庭用繊維製品の国際見本市のハイムテキスタイルに行くお客様も例年より少なかったという。だからといって添乗員アシスタントの私たちがのんびりできたわけではなかった。

特に初日は大変だった。空港ではバスの中、一人で1時間くらい荷物番をした。ホテルにチェックインした後も、別便で来るお客様のために、私は一人ホテルのロビーで待つことになった。ノートを見たりテレビを見たり、ホテルのバーから聞こえるピアノを聴きながら、かれこれ2時間くらい待ったと思う。ドイツでは気が休まる暇がなかった。

フランクフルトからパリへは電車で移動した。運よくコンパートメントに乗ることができて、美しい景色を見ながら快適に移動することができた。そして初めてのパリに到着。エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム…。大変だった仕事から解放されたからなのか、一人でいろいろと見て回れたからなのかわからないが、パリはとても楽しかった。

去年と今年で、ドイツの風景がどう違って見えるかを知るのが、行く前の楽しみだった。しかし行ってみると、違って見えるものは何もなかった。違ったことは、お客さんに“リラックスしなさい”と言われなかったことぐらいだった。少し外国の一人歩きの自信もついた。今回は苦労と楽しみの両方を味わえたという点で、忘れられない旅行になった。

 

雑記バックナンバー2009年へ
トップページに戻る