書き手 成瀬

22日

5時過ぎに起きてシャワーを浴びた。
朝食を食べずに空港に行き、空港内の中華風タイ料理レストランで朝食。

8時15分出発のフライトに乗り、チェンマイに9時25分着。ホテルへ移動。

ロイヤル・ランナ・ホテルがまあまあの高級ホテルでほっとした。今日はゲストハウスもリサーチとして見てみたけど、やっぱり高級なホテルには安心感がある。

チェンマイはバンコクよりも発展していない。英語もあまり伝わらない。だけどその割に、日本語を話せる人が意外に多い。町のひとはバンコクよりも親切で陽気な感じがする。
ヨーロッパ系の人が多い気がした。

リサーチは、まず「ボーナススマイル」という現地の旅行会社に行き、トレッキングツアーのお金を支払い、後藤さんという日本人の担当者の人に俺たちのツアー作りのことを聞いてもらい、たくさんのアドバイスを頂いた。

そのあと、チェンマイ名物「カオソーイ」を食べれるという、ガイドブックに載っていたレストラン「スタジニー」に行ったら、ほんとにただの地元の食堂でちょっと驚いた。英語はもちろん、ほとんど通じなかった。(10%ぐらい通じた)
だけど、おばちゃんにタイ語を教えてもらったりして楽しかったし、めしも美味かった。

観光客の主な交通手段、ソンテウ(乗り合いタクシー)の運転手が英語が出来ない人ばかりで、行き先をわからせるのにめちゃ苦労した。けど、ドアも窓ガラスもなくて吹きさらしで、乗っていてとても気持ちがいい。

昼飯のあと、バスターミナルに行ってピサヌローク行きのバスの乗車券を買ったあと、二手に分かれた。俺と荻原まんのグループとオッちゃんとひろポンのグループだ。
俺たちのグループは、たくさん寺を回るコースだった。
夜はチェンマイ名物の「カントークディナー」という、タイ伝統のショーを見ながらの食事をした。

荻原まんとずっと二人、ほとんど伝わらない英語を、必死にしゃべっていたのは俺だけだった。
荻原さんが英語を話せないから、俺がしゃべらなきゃ、と思っていたのだが、ふと後で考えてみると、自分は本当は英語なんてほとんど話してなかったことに気が付いた。単純な言葉を気合と根性で連発しまくってただけだ。
特に、ソンテウの運ちゃんとの交渉は疲れた。
荻原まんにもやってもらえばよかったと、日が暮れる頃になってようやく反省した。
ほんとに、この日はかなり、つかれた〜。

 

 

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