NHKにようこそ!

 

 

最近

「NHKにようこそ!

と言う漫画を読んでいる。

が、「NHKにようこそ」なんてタイトルだが

NHK(日本放送協会)とは関係ないっす。

 

内容は、ひきこもり歴4年の22歳の青年が主人公の漫画なのだが、

きわめてアホである……エロいし……。

でもアホな気もするのだが、ひかれるところもある。

それは、名台詞集にものせたが

「お祈りしてひきこもりが治るなら、こんなに悩むわけねーだろが!!

あんた等に何が分かる!?俺にも分からなねーのに…あんた等に分かるわけがねえよ!!」

という、台詞だ。

この一言を読んだとき

ふと自分がひきこもった原因みたいなものを頭の中で検索してしまった。

ま、検索したけど出てこなかったけどね。

だって、覚えてないんだもん。

どんなに思い出そうとしても思い出せないんだもん。

だから何か当てはまるものはないかと、仮説を立ててみた。

それは「わからないうちにひきこもっていた」とか「はなから原因などなかった」などだ。

でも記憶にないから、どんなに仮説を立てても、核心には近づかない。

近づいても思い出せないから意味がない。

つまるところ「なぜひきこもった」などと考えるのは

覚えていない今の僕には意味のないことなのだ。

でも僕は

「俺にも分かんねーのに…」

と言う言葉に妙にひかれた。

似たもの同士

彼の気持ちがなんとなく分かるのかな。

でも実際のところ原因なんかどうでもいいとも思っていもいる。

ま、それはひきこもり状態から脱出したがための意見なのかもしれないが

はっきり言って、今の僕にはひきこもっていたころのことのほうが

はるかに嫌な思い出だから。

だからひきこもった原因なんてどうでもいいのだ。

それよりもひきこもって何をやったかの方が問題だから…………。

だから……ひきこもりなんて、さっさとやめたほうがいいと思う。

家族や自分がつらいだけだから

 

 

ちなみみにこの作品のタイトル「NHK」の意味は

「N=日本・H=ひきももり・K=協会」である。

まぁ、今の社会にぴったりな名前だと思う。

 

それではあらためて

「日本ひきこもり協会にようこそ」

そして一日でも早く脱退することを、心から祈っています。

 

 

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