あだ名
ある日、知花 君が「ヒロポンって、呼んでいい」と言ってきた。 僕は(ヘッ)と思いました。そして急いで「ちょっと待って、それってやばい薬の名前じゃん」といいました。しかし知花君はすごくそう呼びたがっていました。そして皆も呼びたがっていた。だが、さすがに僕は「それはやめてくれ」と言った。言ったはいいが、他の皆(知花君)のあだ名を聞いていると、もはや原形をとどめていないものなどがあった。なかには誰のこと?と質問してしまうものまであった。そして気づいたときには、僕のあだ名の候補の中に、どこから広田を連想すればいいのかわからないものがあった。このままではまずいと思い、僕は自ら「ヒロポン」と名乗りだし、とりあえず変なあだ名で呼ばれないようにした。と、いうより妥協した。そう、確かに妥協したのだが、今だにあだ名が増え続けている。例えば「ヒロポニアン」や「ぴろし」などだ。まぁ、このあだ名は原形をとどめているし、なんとなく面白いのでいいのだが、[ヒロポン]の[ポン]の部分から増殖したあだ名はさすがに…。
上田学園では、自分の知らないところで、異常にあだ名が増えたりします。気づいたときには変なあだ名で呼ばれたり、それに自分が反応していたり、不思議です。
皆さんも呼ばれて見ませんか