信頼

 

 

信頼……これっていい加減なことをすると、簡単に失われてしまう言葉なんだなと最近思いました。

というより、最近の上田学園にいるとよくわかる。

上田学園のみんなは意外と必死でやっている。

そんななか、突然いなくなる。

帰ってこない。

「みんな困る」

そんなことはわかりきっていることだと思うが、それでも帰ってこない。

なんで?

よくわからないが、わからなくもない。

最近の上田学園は意外とハードだ。

でも、ハードだから逃げる?

逃げてどうするの?

逃げたらほかの人がその負担を補って、苦労する。

そうなることがわかっているから、逃げたくても踏ん張る。

逃げたらどうなるのかわかっているから逃げない。

でも来ない人たちがいる。

そうして、そういう人たちの信頼は徐々に失われていく。

もし彼らが出てきたとして、どういう顔をすればいいのかよくわからなくなってきている。

こんなことをホームページに書いたら、その人たちが出てきづらくなるのはわかるが

もし出てきたとして僕はどう対処すればいいのだろう。

いつもどおりの顔……できるのか?

いつもどおりの挨拶……できるのか?

もしできたとして、それは今までと同じものなのか?

最近、少しいらいらしながらそんなことを考えるてる。

だから余計にそれができるのか不安だ。

僕の中で徐々に来ない人に対して信頼が崩壊しだしている。

ちょっとこわい気がする。

僕はひきこもる以前の過去を捨てて生きてきた。

失うのはいやだ。

でもそう思っていても、相手が一切答えない信頼を保つことはできない。

これは未熟だからなのだろうか?

でもできないものはできない。

だから早く戻ってきてほしい。

崩壊しきる前に。

修復可能なうちに。

でないと本当に今まで築いてきた信頼が、崩壊してしまうから。

 

だから

 

「はよ復帰しろーーー」

 

 

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