1月 ヨーロッパ編

 

僕の今回のヨーロッパ旅行の感想は、「疲れたー」の一言です。

特にまわったところは美術館が多く、あまりにもいろいろ見たせいか、何を見たかあまり覚えていない始末。

ただ覚えているのは、この絵は日本で公開したら、まちがいなくR18指定をくらうんじゃないかという事です。

「芸術をそんな目で見るな」という人はいうだろうけど、本当にすさまじくやばかったんです。

きっと僕がそういわれたら、「だったら同じ格好をしてみてよ、芸術なんでしょ」とか、言いたくなります。

でもそんなもの見たくありません。

時代や書いた人の考えなどもあるのだろうけど、僕にはそれが最後まで理解できなかった。

どんな理由があろうと、あんなものを見せられて、それを人間美などと言うことはできない。

たぶん、書いた人との間におそろしく感覚の違いがあるのだと思う。

僕にとっては、どんなに凄い人が描こうと、どんなに凄いデッサンだろうと、どんな意味が隠されていようと、どんなに凄い人が評価したとしても、エロイものはエロイし、下品なものは下品にしか見えない。

まぁ、意味については少し興味がありますが…。

だが、疲れた。

絵、そのものの色使いなどが凄いから、見ていてつらかった。

と言うより、嫌だった。

「いい加減にしてくれよ」と、思ってしまうぐらいに…。

僕にとって美術館は、あまりいいものではありませんでした。

ただ、そんななか良かったのが、彫刻でした。

まるで服の部分のしわなどが、本当のしわと見間違えるぐらい凄かったです。

あれには感激しました。

つぎにヨーロッパでの僕の体験をお話します。

パリでは、方向を記す矢印を目当てに進んでいたのですが、日本と決定的に違うものを見ました。

それは前に進めという矢印です。

日本では、このまままっすぐの場合、矢印が上に向いているのですが、向こうではなぜか、矢印が下を向いているのです。

思わず下に行くのかと、エスカレーターで降りたら、まったく違うほうに行ってしまいました。

気をつけてください。

さらに

向こうのトイレは、時々信じられない高さをしています。

僕は背が低いため、トイレができないところがありました。

はっきりいって、僕の腰の位置より高かったです。

「俺に幼稚園児のように抱っこしてもらってしろとでも言うのか」と思うぐらい高かったです。

〈これってチビ差別〉とさえ思ってしまいました。

めちゃくちゃ悔しかったです。

あとはヴェネチアについてですが

あそこは行った瞬間、「ディズニーランド」、と思ってしまいました。

先生は、ディズニーランドがここのまねをしたと説明してくれたのですが、僕はそれをさらにヴェネチアがまねをしたのではないかと思ってしまいました。

本当にあそこは観光地まるだしで、少し幻想的なものを想像していただけに、少しがっかりしました。

イギリスについては

疲れ果てていて、常に半分意識が飛んでいたせいか、良く覚えていません。

今回の旅行で僕が思ったことは

日本ってなんて気楽な国なんだろうということです。

 

 

 

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