続・旅立つ五人
〜残されし者達〜
五人が旅立った。
残されし者は僕と宍戸君のみ。
そして運命の日
火曜日
この日を僕はこう例える
「ラストダンジョン」
と。
そう
週明けの最初の日は
僕にとってラスボスと戦う感じなのだ。
しかも
今回のラスボス戦は
他の仲間がいたからしのげていたようなところを
二人でしのがなければいけなかったため
疲労は想像を絶した。
そしてラスボス戦をなんとかしのぎ
(たいてい撃沈される)
力を使い果たした状態から冒険が始まる。
水曜日
この日は比較的楽ともいえる。
日本語と水泳がなければ。
でもある。
しかも
今回日本語の授業は
上田先生が病気で休まれたため
二人でしのがなければいけなくなった。
来る予定の人数は四人
でも
実質三人と考えていた。
それは最近まったく授業に来ない生徒が1人いるからだ。
それもまったく連絡なしで。
う〜ん
不登校?
まぁ
僕の生徒なのだが…ハァ〜。
でも
今回は彼が休んでくれたおかげで
なんとか日本語の授業をしのぐことができた。
心境としてはかなり複雑なのだが…。
そして水泳
二人だけだったため
適当に泳ごうということになった。
最初のうちは適当に泳いでいたのだが
次第に面倒くさくなってきて
ウォーキングに切り替えた。
後半はほとんど歩いていたような。
しかし水の中を歩くというのは意外としんどかった。
最初のうちは楽だったのに…。
それでも水の中はまだよかった。
地獄が来たのは学園への帰り道だった。
足が動かん
フラフラする
帰れないかも
どうしよう
みたいな。
それでも学園までは耐えられた。
さらにそこから我が家へ自転車。
(マジですかー)
ペダルをこぐごとに苦しさが来る。
思わず明日来れるかな
とか思ってしまった。
たぶん普通に泳いだほうが楽だった。
家に帰ったあとは速攻寝たような気がする。
木曜日
まずは通学。
しんどい。
でも
この日はなにげに授業がなかった。
先生方にあらかじめ連絡を入れて中止にしてもらったから。
そのかわり地獄の草むしりがあったけど。
ちなみに登校したときにはもう疲労度全開だった。
つかれた。
でもこの日
久々に「アカバン」が登場した。
まぁ、前日
「二人だけだから来ないか」
と誘ったからなんだけど。
そしてきてくれた。
助かった。
草むしりを手伝ってもらえたし。
そして何より
最近ほとんどしていなかった、アニメやゲームの話ができたから。
だって
皆知らないんだもん。
て、いうか興味なしって感じだから。
するとしたら宍戸君と少しするぐらいっだった。
だから
この日は充実していた。
でも疲れた。
帰宅後は
宿題などする気力もなく寝た。
金曜日
二人とも
水泳と草むしりの疲れが思いっきり出てて死にかけていた。
日本語の授業どうする
というような相談をした。
まぁ、することになったのですが。
そして始まった日本語の授業。
宍戸君のほうは生徒が来たが僕のほうは来なかった。
今回やる予定だった生徒とは
あまり話したことがなかったから授業をしてみたかったのだが。
でも来なかった。
悲しいな〜。
最近サボられてばっか。
午後は、もう二人とも限界状態だったため
帰宅した。
ちょうど授業もなかったし。
帰ってからはやはり寝た。
宿題がたまっていく。
「最悪だーーーー」
土曜日
旅行の授業が午前中にあった。
この時、将来どうするのか聞かれた。
そして先生の熱い語りを聞いた。
「数年後の未来の自分を見て進め」
「途中で変わってもいいから夢を持て」
と。
よく考えると、あのときの先生
金八先生みたいだったなー。
そして旅行の授業は
海外旅行のハイムについて、みっちりやった。
と言っても
ルートを決めただけなのだが。
そして午後
机に二人でニスを塗った。
塗るのは簡単に終ったが
乾くまで待たなければならなかった。
パソコンもってくればよかった
となにげに思った。
あの時間に宿題結構できたのでは。
日曜日
学校でニス塗りの続きをやることになっていたのだが
雨が降っているのでとりあえず止めた。
外で塗ってるんで。
と
みんながタイに行っている間の出来事でした。
感想
疲れた…とにかく疲れた。
とりあえずゲームがしたい。