「コンビニをリサーチしよう!」
吉祥寺という地区に限定して、その中にあるコンビニをリサーチする。
セブンイレブンやファミリーマート、ローソン、サンクス、AMPMなどの
コンビニの店舗に実際に行ってみて、感じたこと、気付いたことをメモしていった。
持ち寄ったメモを合わせてみると、人それぞれで感じたことが随分違った。
・店に入ったとき、店員が挨拶してくれるところと、してくれないところがある
・そのコンビニのある周りの環境によって、中の商品がまるで違った。
・店内が明るい。
・看板に「24H」の文字がある。
・店の前面のガラス張りに、本の表紙が見えるように並べてある。
などなど様々である。
教室に戻り、コンビニエンスストアーとは一体何かを話し合う。
直訳すると「便利店」。人々の生活スタイルが個別で多様になるにつれ
「夜でも欲しい物を買える店」を望み始めた。その商品の種類の多さと
気軽に入れる親しみやすさによって、さらに「便利店」は広がる。
コンビニの中でもセブンイレブンはずっと業績を伸ばし続けている会社である。
もともとアメリカの会社だったのを日本の会社が買い取ったのだという。
80年代に出来たセブンイレブンは、バブルにもバブル崩壊にも不況にも
あまり影響を受けることなく、右肩上がりの成長を続けている。
しかし、一体何故セブンイレブンだけがこんなに?
そういう疑問が思い浮かぶ。
セブンイレブンは他のコンビニがやっていない努力をしているからだという
見方もある。例えば、普通の店だと賞味期限の古いものを前面に。そして
新しいものを後ろの方に陳列する。オニギリや牛乳やジュースなど、このことは
スーパーマーケットでも同じことだろう。
でも、セブンイレブンは賞味期限の新しいものを前面に並べるように
各店舗に協力を求めているらしい。お客様を優先にした考え方である。
また、セブンイレブンは店内の掃除をする際に、店員が入り口にお尻を
向けないようにして掃除するように教育しているらしい。二週間かに一度
本社からスタッフが来て、そういう色んなことをチェックし、教育するのだという。
こういう努力をしている会社は、人々に信頼されるのではないだろうか。
そして、極めつけが、あの「おでん」である。「おでん」を置いているコンビニは
セブンイレブン以外にない。”もち巾着”は夏でも冬でもおいしいし、いつでも
手間なく、そういうものが食べられるのは素晴らしいことだろう。
どんな会社の株を買って投資するか?を決める上で、大事なことは
実際に見て聞いて食べて感じたことなのだ。