ブックカバー

読書を続けている。読書をしているでのではなく、読書を続けているのである。まだ続けていると言っても全然長くはないが続いていることは確かだ。今まで何かしても3日坊主で終わったり、半年続いたこともあったが何年も継続して何かを続けたことはないということに気付いた。それに半年近く前に、ある先生からたくさん本を読みなさい。何でもいいから。絶対にいいから。と本を読むすばらしさをと説かれて、ジャー読もう。買ったのにまだ読んでない本がたくさんあるから、ちょうどいいじゃないかと思い読み始め今に至った。
数ヶ月後、買ったのにまだ読んでない本をほとんど読み終えた。また本を買おうということで書店と古書店に行って買ってきた。書店と古書店では古書店の方が本の値段が安いのでたくさん買ってしまう。
しかし、古書店は値段が安い代わりにコストを削減しまくっている。だから本のカバーが付いてこない。本のカバーくらいなくていいじゃないかと言われるが、古書店の本は基本的に他人の読んだ本が商品だ。当然、新しい、古いに限らず表紙がぼろくなってたり、時にはシミが着いていたりする本があったりする。一体この本はどうの用に扱われていたたんだという妙な疑いをもってしまうのだ。カバーくらいつけてくれよなと思う。いやむしろ古本だからこそカバーをつけて読みたいのだ。もちろんなかには新品同様の商品もあるが少ない。要するにその本が汚く見えてしまうのだ。でも古本はビジネス抜きだとみんなで使いまわしするということだから、リサイクル、環境の面から考えるとよいことであり、合理的であると思う。しかし、本が汚く見えてしまうことに変わりはない。
そんな時新聞記事でBrajaket(ブラジャケ)というのを見た。無料でもらえるブックカバーである。ブックカバーが無料なのは企業の広告塔だからである。カバーのデザインはお洒落だし、ブックカバーを欲しがってた自分としては何とグットタイミングだろうと一人であほみたいに感心した。これでしばらく読書が続けられるな。

おぎわらべやに行く