書き手 成瀬

23日

トレッキングツアー開始。成瀬荻原組はドンインタノンという山へ行くツアーへ参加し、ヒロポンオッちゃん組は、メーテン川に行くツアーに参加した。

成瀬荻原組のツアーは、参加者は計13人で、日本人は僕たち二人だけ、あとの参加者は欧米人ばっかりだった。
人数が多くにぎやかで、移動に使ったソンテウは超満員だった。きゅうくつなので、1度車の後ろに立ち乗りもした。気持ちよかった。
ツアーメンバーは20代前半が大半を占め、1人だけ40~50代ぐらいのおばさんがいた。そのおばさんはトレッキング中、かなりしんどそうにしていたけど、無事に乗り切った。僕もつかれたけど、まあそこそこという感じだった。

やはり一番たいへんだったのが英語の問題だった。英語が聞き取れない。あんまりみんなと話せない。

ずっとこの日は歩きっぱなしだった。
途中で滝に寄ったが、それはかなりおもしろかった。
みんな、女の子もその場で服を脱いで水着に着替えて滝に飛び込んだ。
すごい勢いで、滝にぶたれて痛いし何も見えなくて、しかも急流に流されそうで、
こんな経験初めてでおもしろかった。

宿泊した村はホントに山奥で電気がなかった。
風呂は予想以上に汚かった、というかトイレにシャワーがついているだけの
ただの掘っ立て小屋。
シャワーは思ったより勢いがあったけど、冷たかった。夜はかなり冷える。
寝室が男女いっしょの雑魚寝ってのには驚いた。

村からの景色はとてもきれいだ。

夜はビールを3本飲んだ。
晩飯の後に焚き木を囲んだとき、やっと他の外国人の参加者とちゃんと会話した。
トシコという名の、おばあちゃんが日本人のアメリカから恋人と二人で来た女性。24才。
かなりたくさん話したので仲良くなった。
楽しかった。

 

 

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