☆イギリスの義務教育について

日本の義務教育:6歳〜15歳(9年間)
単位制なので、“カリキュラム上、最低これだけでもできないと進級できない”というボーダーラインがある。
進級できないと留年する。
実際には、先生がなんとかするので、成績が悪くて留年する人はほとんどいないが、
留年しないためには、生徒は最低でもそのボーダーラインまで勉強しなければならない。

イギリスの義務教育:5歳〜16歳(11年間)
学校にただ通っていればいい。勉強はしたくなければしなくてもいい。
留年はもちろんなし。


義務教育の学校を卒業するということ:

日本・・・卒業に必要な単位を全部とったということ。←“学校を graduate=卒業する”
イギリス・・ただ学校にいる期間が終わったということ。←“学校を left=出る”
      卒業生のことは、“school leaver=学校を離れた人”と呼ばれる。


イギリスの先生の教育に対する考え方:

生徒を褒めることが重要。
出来ないことはおいといて、とりあえず出来ることを褒めて、その才能を伸ばさせる。
義務教育時代に、生徒に得意なことを見つけさせ、自分で学び生きていく、自発性を育てるのが目的。

 

☆義務教育が終わると・・・

GCSEという、全国統一試験を受ける。
ただし、そのテストは何科目受けようと自由だし、受けたい人だけ受ける。

ただし、上記の様なイギリスの義務教育は、全く勉強ができない人を生みやすいという欠点があるので、最近は少し見直されてきている。


義務教育が終わって進学する人は、日本の高校にあたる「シックスフォーム」と呼ばれる学校に2年間行くのが一般的。そこではたくさんある科目数(日本語も選択できる)の中から通常2〜4科目選択して勉強する。日本の高校のような一般教養の授業はない。

「シックスフォーム」を修了すると、そこで履修した科目につき「Aレベル」という全国統一テストを受ける。
このテストの結果はAからFまで5段階で評価される。
この評価は絶対評価なので、日本の5段階成績評価のように出身学校によってマチマチではない。

 

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